◆◇◆ 結婚披露宴演出のいろんなカタチ ◆◇◆ -19ページ目
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会場さがし

インターネットでのキーワード検索やウェディング情報サイトを利用するのも有効です。
ウェディング雑誌や地元情報誌、また周囲の方の口コミも貴重な情報源。まずは会場をピックアップしていきます。
意外に知らないところもあったりするものです。

これら独自の情報を元に、収容人数、日取り、時間帯、ふたりの希望などをあわせて考えてみると、条件に合わない会場も出てきます。
ふたりにとって特別な思い入れのある場所、憧れの場所があれば、それも立派な選択理由です。こんな風に少しずつ絞り込み作業を進めていきます。

会場を選ばれた理由をこんな風にお話してくださった方もいらっしゃいました。
「両親がこの会場で挙式をしたので、当時を思い出してもらえるかな?という気持ちで・・・」
この事自体がご両親、そしてご親族への素敵な演出だと思いませんか?
演出は挙式や披露宴の中だけに限られたものではないことを再確認させていただきました。

ブーケトス/ブーケプルズ


ブーケトスは、新婦が後ろ向きになって未婚の女性たちに向かってブーケを投げ、見事キャッチした女性は次の花嫁になれると言われています。ケーキカットなどと同様、ウェディング感の高い演出のひとつです。

ブーケトスを行う際に注意しておかなければならないことは、まず行うスペースがあるかどうかということです。ある程度の広さと高さが必要なので屋内では制限されることもあります。事前に行うことができるかどうかを確認しておきましょう。

また、ご用意されるブーケにも注意してください。トス用でないブーケで行うと、予想以上に重くて勢いよく落ちてくることや、最悪空中分解の可能性もあるのでご注意を!

ブーケトスに似た演出でブーケプルズという演出方法もあります。
ブーケプルズとはリボンを人数分用意し、そのうちの1本だけが新婦のブーケとつながっているというものです。

ブーケトスだとブーケをキャッチする瞬間に力が入ってしまい、ブーケの形が崩れてしまう可能性もあります。また、投げた方向に関係なく、皆に平等にチャンスをさしあげる意味などもあり、ブーケプルズを選択される方もいらっしゃいます。
また、披露宴会場内では、スペースの問題やテーブル上にお料理・お飲み物が出ていることもあり、ブーケトスよりも適している場合もあります。


母が見やすいように・・・

ご両親やご友人など大切な方がお亡くなりになられていらっしゃる場合、「披露宴に参加してほしい」という想いから、遺影をお持ちになられる方がいらっしゃいます。
また特別に席を設けられる方もいらっしゃいます。

しかし遺影や空席は披露宴の雰囲気に寂しさを作り出す感も否めません。
ご列席の他のみなさまはおふたりのお気持ちを察され、その部分に触れられることは少ないでしょう。
しかし皆さんの胸中で暗さを連想させるキーワードにはなりえるのではないかと思います。

もちろん、お気持ちがわからないわけではありません。
お亡くなりになられてもおふたりにとって大切な方という事に変わりはないと思うからです。
ではもう少し違う方法でお亡くなりになった方への想いを伝えられる方法はないのでしょうか?

例えば、白黒の遺影の代わりに、カラーもしくはセピアのお写真をフォトフレームに飾る。新郎(もしくは新婦)と一緒に写っている写真。それだけでも他の方が受ける印象は変わります。

中にはこんな方もいらっしゃいました。
ガーデンチャペルでの挙式。挙式後、参列者のみなさんでバルーンリリースを行う。
なぜガーデンチャペル?なぜバルーンリリース?
新婦さんは「天国から母が見やすいように…」と理由を教えてくれました。

お亡くなりになられた方もご列席の皆様に楽しんでいただく披露宴、おふたりが祝福されるシーンを、1番望まれるのではないかと思うのです。
表立ったアピールでなくともキモチは表現できるのではないかな?

ブーケ&ブートニア

新郎がプロポーズに向かう道で、野に咲く花を摘んで花束にし、求婚のとき女性に贈ったのがブーケ。
そのブーケからプロポーズに対する「OK!」の証として、一輪男性の胸に飾ったのがブートニアのはじまりといわれています。
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まず新婦(&新婦父)が先に入場。
その後新郎は、ご列席のみなさんから花を1厘づつ受け取り、リボンでまとめ、新婦へプレゼント。
新婦はそのブーケから1輪を新郎の胸に挿しブートニアとします。

人前式や披露宴の入場で使える&みなさんにも参加していただける演出です。

デザートビュッフェ

デザートビュッフェは女性を中心に、非常に好まれる演出のひとつで、パーティー感・アットホーム度も出しやすい演出です。
”炎のでるデザート”は目でも楽しませてくれるので、デザートビュッフェ開始の合図として行われても良いかもしれません。

会席スタイルの食事だと、デザートもテーブルに運ばれてくる為、披露宴中に席を立つ必要はありません。しかしデザートだけでもビュッフェスタイルを取り入れることにより、席を立ち上がる必要性ができるため、会場に人の動きができ、テーブルの違う列席者同士にも会話も生まれやすくなります。
この効果で写真を撮りに行く時にも忍者のように(笑)中腰で遠慮がちに移動せずにすみます。

ビュッフェスタイルはご年配の方やご親族の方は遠慮気味になられる傾向があるので、会場の方にサービスをしていただけるよう配慮も忘れずに。

ずっとずっと



著者: 廣瀬 裕子
タイトル: ずっとずっと




結婚式をテーマにした30篇の言葉と写真でつづられた廣瀬裕子さんのとっても素敵な1冊です。

みんなで本に"直接"寄せ書き!なんていかが?
本にメッセージなんて日常生活の中じゃ、あんまり書かないでしょ v(^-^)
普段はあまり経験しないこともPartyらしい演出

どのページを開いても、キレイな写真と、素敵な言葉。そしてみんなからのメッセージ!新郎新婦もいまのキモチを書き込んでおきましょう♪

世界中どこを探してもここにしかない思い出の1冊になりそうです。

「披露宴」とはどんなもの?

高砂席に金屏風、キャンドルサービス、ケーキカット、両親への手紙、
形式ばった進行・堅苦しい内容・・・
そんなイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
たしかにそれも「披露宴」なのですが・・・

それだけが「披露宴」というわけでもありません!
ふたりだからこそできる”らしさ”を探してみましょう。

アイデア次第で「披露宴」は変わります♪

みなさんとふれあいのある、アットホームでオリジナリティーにとんだパーティー。
それだって立派な「披露宴」だとは思いませんか?
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